ジャガー横田「想像を絶するものを出してくれると思っている」
女性版タイガーマスク「タイガー・クイーン」のコーチを務めるジャガー横田が10月14日、タイガー・クイーンの新たなる必殺技の存在をにおわせた。
ジャガーとタイガー・クイーンはこの日「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.13~初代タイガーマスク40周年記念第3弾」(10月21日、東京・後楽園ホール)の会見に出席した。
タイガー・クイーンは同大会で長与千種率いるMarvelousのエース、彩羽匠と対戦する。彩羽は現在の女子プロレス界でも屈指の実力者で好試合が期待される。
ジャガーはこの試合について「皆さんも想像がついていると思うが、彩羽とはベストバウトが取れるような試合になるのではないかという気がしている」と期待をかけた。そして現在のタイガー・クイーンのトレーニング状況については「そろそろタイガー・クイーンというものを一歩一歩出していかないといけない時期だと思っているので、タイガー・クイーンならではの技を一つずつ身に付けている最中。皆さんの想像を絶するものを出してくれると私は思っている。ご期待ください」と話した。
新間寿氏「愛と恋を併せ持ったレスラーになってもらいたい」
この「想像を絶するもの」について「必殺技か?」と問われたジャガーは「そう思っていただければ。現在、タイガー・クイーンはそばで見ている私も心が痛くなるくらい努力している。その技はどういうものなのかはご期待していただければ」などと新たなる必殺技の存在をにおわせた。
タイガー・クイーンはデビュー戦の山下りな戦では初代虎の動きを完璧に再現。2戦目の佐藤綾子戦ではぶっこ抜きジャーマン、コーナーから場外へのラ・ケブラーダといった初代虎を越えたといっても過言ではない動きを見せており、さらなる進化に期待が高まる。
この日の会見に同席した“過激な仕掛け人”新間寿氏は「恋というのは相手の気持ちも体もすべて欲しいという、奪い取りたいという思い。青春は恋から始まって、愛に変わる。愛とは自分が思う人にすべて与えたい。すべてをこの人に尽くしたいという思い。与えるということが愛であり、奪い取ってしまいたいというのが恋。プロレスは愛であり、格闘技は恋。愛と恋を併せ持ったレスラーというのはアントニオ猪木。愛を貫いたのはジャイアント馬場さん。初代タイガーマスクは愛を持ち、そして恋を持つレスラーだった。そのタイガーがジャガー横田と組んで、この人とならばと世に送り出してくれたのがタイガー・クイーン。私はこのタイガー・クイーンにプロレス界の愛だけでなく恋も併せ持つようなレスラーになってもらいたい。男子女子を越えた一つの存在として、愛と恋を併せ持つレスラーになってもらいたい」などと独特の言い回しでエールを送った。
外部リンク