Q 鎌倉時代から室町時代に移る同じ時期に二つの元号が使われました。何年ほどつづきましたか?
鎌倉幕府が1333年にたおれると、後醍醐天皇はみずから政治をおこなう建武の新政を始めました。公家を中心とする政治だったことから武士の不満が高まり、足利尊氏が兵を挙げて京都を占領。後醍醐天皇は吉野(奈良県)にのがれ、足利尊氏は京都に新たに天皇を立てました。吉野を南朝、京都を北朝といい、争いは約60年つづきました(南北朝時代)。両朝はこの間、それぞれの元号を用いました。
Q 消費税は実際に税金を負担する人と、税金を納める人が異なります。こうした税金を何といいますか?
国に納める税金を国税、地方自治体に納める税金を地方税といい、それぞれについて税を負担する人と納める人が同じ直接税、異なる間接税があります。消費税は負担するのは買い物などをした人、納めるのはスーパーなどの事業者なので間接税です。
消費税は生活に欠かせない商品にも課されるので安定した税収が見こめます。個人の所得に課される所得税や会社の所得などに課される法人税は、不景気だと税収が落ちこむ傾向があります。
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