吉沢亮主演の大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第1回「栄一、目覚める」が2月14日に放送された。渋沢栄一の少年期を中心に描かれた第1回は、放送中から「#青天を衝け」がTwitterのトレンド世界一に躍り出るなどリアルタイムで反響の声が上がり、平均世帯視聴率は20.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大台に乗せる好調なスタートを切った。
「こんばんは、徳川家康です」
「青天を衝け」は、資本主義の父と称され、新一万円札の顔としても注目される実業家・渋沢栄一の生涯を描く。吉沢亮が、幕末から明治へと時代の渦に翻弄されながらも高い志を持って未来を切り開いていく栄一を演じる。やがて栄一の主君となる江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜(草なぎ剛)とのかかわりも、印象的に描かれていく。
第1回は、冒頭いきなり江戸幕府開府の祖・徳川家康(北大路欣也)が「こんばんは、徳川家康です」と登場。黄金のふすまの前に立ち「今日はまず、日本の歴史です」と武士の世の変遷を簡単に解説した。
「こんばんは、徳川家康です」という斬新な一言に、視聴者は大盛り上がり。「『こんばんは、徳川家康です』に腹筋崩壊」「『こんばんは徳川家康です』斬新すぎた(笑)」といった声が上がり、「徳川家康」がTwitterのトレンドトップ10入り。Yahoo!リアルタイム検索ランキングでも「徳川家康です」がトップ5にランクインする反響を呼んだ。
吉沢演じる栄一の初登場シーンでは、馬上の慶喜の前に両手を広げて立ちふさがり、精かんな表情で「渋沢栄一でございます」と高らかに名乗りを上げた栄一に、「圧倒的カッコよさ…!」「眼力の強さに圧倒的な凄みがあった」「吉沢亮さん主役の存在感!」の声が続出。
栄一の少年期には、砲術家・高島秋帆(玉木宏)が登場。罪人としてぼろをまとわされながらも圧倒的な存在感、説得力で幼い栄一(小林優仁)の前に現れ、栄一が開眼するきっかけを与えた秋帆に「野生の玉木宏がカッコよすぎる!」「色気だだもれ」「吉沢亮さんに玉木宏さんに、なんと眼福な大河!」といった声が飛び交った。
このほか、江戸から明治の人々がまるでミュージカルのように踊るオープニングのタイトルバック映像や、幼い栄一の歌に合わせて蚕たちが踊るCG演出など、話題豊富だった第1話。
Twitterでは「#青天を衝け」が総ツイート数20万以上という過熱ぶりでトレンド世界一となったのをはじめ、「吉沢亮」「徳川家康」など関連ワードがトレンド入り。視聴率も平均世帯視聴率20.0%を記録し、前作「麒麟がくる」の初回平均世帯視聴率19.1%を上回った。
第2回「栄一、踊る」は2月21日(日)に放送する。
父・市郎右衛門(小林薫)から藍の商いを、いとこ・新五郎(田辺誠一)から読書を習い始めた栄一(子役・小林優仁)。でも一番の楽しみは、村祭りで獅子舞を舞うことだ。
しかし、大人の事情で祭りは中止に。がっかりした栄一だが、ある計画を思いつく。一方、一橋家の養子に入った七郎麻呂(子役・笠松基生)は、慶喜と名を改め、将軍・家慶(吉幾三)から実子のようにかわいがられていた。隠居の身の斉昭(竹中直人)は、息子を頼みの綱に政界に返り咲こうとする。そんな中、ペリー(モーリー・ロバートソン)が日本にやってくる。