外から帰ってきたらまずは手洗い、うがい!ちょっと待って!そのうがいの仕方、間違っているかも?そこで今回は効果的な正しいうがいの仕方をお伝えしたいと思います。
【うがいの効果】
京都大学保健管理センターの調べによると、水うがいをする・しないでは、水うがいをすることで風邪発症が4割減少したという検証が得られました。やはり、うがいには風邪の予防効果が期待できそうですね。
【正しいうがいの仕方】
①手洗い
まずは手洗いをしっかりして清潔にしてから水をすくいましょう。コップを使用する場合は清潔なコップを用意しましょう。
②口をすすぐ
最初から喉うがい(ガラガラ)ではダメ!!口の中の細菌がうがいの水で喉に運ばれてしまいます!!
口に水を含み、クチュクチュして吐き出します。そうすることで口の中の細菌を外に出す事ができます。
③喉うがい
口に水を含み、上を向いてなるべく喉の奥まで水が入るようにガラガラ(15秒くらい)して吐き出します。これを繰り返してください。
幼児は誤って飲み込んでしまう場合があります。きちんと見ていてあげて下さいね。上手にできたらしっかり褒めてあげましょう♪
【緑茶でうがいもOK!?】
緑茶には強い抗ウィルス作用、殺菌作用のあるカテキンが含まれています。そのため、口腔内の細菌を減らす事ができ、虫歯や口臭予防も期待できます。
また、緑茶に限らず番茶やほうじ茶、ウーロン茶でも効果があります。
さらに紅茶にはカテキンはそれほど多くないのですが、発酵したお茶に含まれる赤色の色素「テアフラビン」が含まれるため、こちらも抗菌作用があります。
出がらしでもOK!うがい薬よりもお茶の方が食品由来なので身体にやさしく、子どもからお年寄りまで安心して実践できます。ぜひ試してみてください!
Text by くまこ/食育インストラクター
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