商店街とのコラボレーションで「まちなか」を盛り上げる初のイベント「ライオンズ感謝Day」が25日、坂出市の坂出商店街で開かれた。アーケード街に特設レールが敷かれ、ミニ蒸気機関車(SL)とミニ電気機関車が登場。来場した大勢の子どもたちが代わる代わる乗車して歓声を響かせた。
イベントは、坂出ライオンズクラブ(LC、松本恭直会長)が結成60周年に合わせ、これまでの感謝を伝えて活動をPRしようと企画。昨秋などに行った坂出高生とのワークショップで「街をもっと明るく」と声が上がったことを受け、商店街の恒例行事「第4土曜デー」と同時開催した。
イベントの目玉は、本通り商店街にお目見えしたミニ蒸気機関車とミニ電気機関車。約100メートルの周回軌道を走る蒸気機関車は実物の約10分の1のサイズで、石炭をたいて蒸気圧で走る本格仕様。訪れた子どもたちは、「ポーッ」と汽笛を鳴らし、もくもくと煙を上げて走る機関車に大喜びで、何度も乗車した宇多津町の池田智治君(7)は「汽笛を鳴らして走る汽車に乗れて良かった」と話していた。
会場では段ボールキットでの「ミニアニマルづくり」や坂出商高書道部による書道パフォーマンスも開催。坂出LCの活動を紹介する賞品付き映像クイズもあり、家族連れなどが楽しいひとときを過ごした。
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