高松市鬼無町の香川誠陵中学校(光田大介校長)で18日、「ゆかた着方教室」が開かれた。生徒らは正しい着方やたたみ方を学び、日本の伝統文化の魅力に触れた。
教室は2008年から、家庭科の授業の一環として実施。今回は、NPO法人和装教育国民推進会議県支部(奥山功支部長)の会員ら10人が指導し、3年生約60人が参加した。
講師は浴衣や小物について説明した後、生徒をモデルに着方や帯の結び方を実演。生徒らは、裾の長さのそろえ方や帯を結ぶのに戸惑いながらも、熱心に着付けに取り組み、赤や黄など色とりどりの浴衣を美しく着こなしていた。
西岡篤志さん(14)は「先生方の指導でうまく着ることができてよかった」と話し、宮脇咲夏さん(14)は「自分で浴衣を着るのは初めてで、少し難しかった。夏祭りは自分で挑戦してみようかな」と笑顔を見せた。
外部リンク