口の中や手足に小さな発疹ができる「手足口病」の患者が、子どもを中心に増え続けています。全国約3千の病院などが報告した直近1週間(6月10~16日)の小児患者数の合計は1万2707人。この期間としては過去10年間で最多で、前の週の1・44倍です。専門家は、子ども同士でタオルの使い回しをしないなど、予防を呼びかけています。
手足口病はウイルスをふくんだ患者のせきやくしゃみなどから感染します。微熱が出ることもあります。症状は3~7日間で治まることが多いですが、まれに髄膜炎や脳炎になることもあります。例年夏にかけて患者数が増えます。
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