第91回選抜高校野球大会(23日開幕・甲子園)に3年ぶりに出場する高松商野球部の壮行会が18日、高松市松島町の同校で開かれ、在校生らからエールを受けたナインは表情を引き締め、大会での全力プレーを誓った。
1、2年生約600人と教職員が体育館に集結。ベンチ入り18選手と2年生の選手、マネジャーを合わせた26人が参加した。
梶正司校長は「県民のたくさんの方が応援してくれている。高商の意地を見せてもらいたい。そしてみんなで校歌を歌おう」と激励。生徒会長の池内利紀さんは「甲子園で力が十分に発揮できるよう、全校生一同応援しています」と躍進に期待を寄せた。
吹奏楽部の演奏に合わせて校歌を斉唱した後、応援リーダーとチアリーダーがコンバットマーチを披露。甲子園さながらの熱気をつくり出し、ナインを励ました。
最後に飛倉爽汰主将が「甲子園切符は野球部の力だけで勝ち取ったものではない。応援してくれた皆さんのおかげで勝ち取ることができた」と強調し、「僕たちらしい諦めない野球をします。高商生全員で勝ちに行きましょう」と力強く語った。
ナインは20日の甲子園練習に合わせて現地入りし、23日の春日部共栄(埼玉)との初戦に臨む。
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