国連が定めた「世界自閉症啓発デー」(4月2日)に合わせて、観音寺市は同市有明町の銭形砂絵「寛永通宝」を普段の緑色から希望や癒やしを意味するという青色に変えてライトアップしている=写真=。自閉症などの発達障害に関する正しい知識を広げてもらうことを目的に実施。点灯は8日までの日没から午後10時まで。
世界のランドマーク的な建物を自閉症啓発のシンボルカラーの青色に照らす「ライト・イット・アップ・ブルー」の一環。同市は一昨年から参加しており、「市民や観光客らに発達障害への理解を深めるきっかけになれば」としている。
近くの琴弾公園内の山頂展望台からの眺めが人気を集めており、写真撮影に訪れた30代女性は「普段とはまた違って柔らかい青い光が当たると幻想的。癒やされる」と話していた。
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