涼しげな花色のハナショウブが群生する「かわつ花菖蒲(しょうぶ)園」(坂出市川津町)が、6月1日から14日まで一般公開される。青や紫、白、ピンクの優しい色調で咲き誇る約3万1500本が次々と見頃を迎え、梅雨入りを前に周辺を華やかな雰囲気に包み込んでいる。
かわつ花菖蒲園は、市が川津浄水場内で使われなくなったろ過池(約1300平方メートル)を活用して整備。水道週間(6月1~7日)に合わせて1992年から毎年一般開放しており、昨年は14日間で1万人余りが来場した。
園内には95種類計約1万500株を植栽。今年は「花車(ぐるま)」「水辺の詩(うた)」などの新品種も加わった。早生(わせ)の品種を中心に順次開花し、現在は鮮やかな青色の「宵蛍(よいほたる)」や澄んだ桃色の「美吉野(みよしの)」などが見頃となっている。入園無料。開園時間は午前9時から午後4時まで。期間中は2日午前9時から「かわつ花菖蒲祭」、9日午前10時から「かわつ花菖蒲茶会」(1席300円)が開かれる。
【メモ】
問い合わせは市にぎわい室
0877(44)5015
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