坂出市の番の州公園で、ムラサキハナナ(紫花菜)が見頃を迎えている。昨年の1・5倍の約4万5千本が青紫色の花を次々と咲かせ、春風に揺れるかれんな姿と香りで来園者を楽しませている。開花に合わせた「紫花菜祭り」は4月4日から同14日まで開かれる。
ムラサキハナナは中国原産のアブラナ科の一年草。同公園では松くい虫の被害木などを伐採した跡地を活用しようと、公園管理事務所が9年前から種をまいて栽培している。
今年は昨年約500平方メートルだった公園北側緑地内の紫花菜園を約750平方メートルに拡張。延伸した遊歩道から眺めると、木漏れ日を浴びたムラサキハナナの爽やかな景観が広がり、来園した家族連れらの目を引いている。
見頃は4月中旬まで。紫花菜祭りでは毎日、アンケートに回答した先着30人にムラサキハナナの開花苗1鉢を贈る。
問い合わせは同事務所〈0877(45)6820〉。
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