先が見えない時代と言われるこれからの時代に、必要なのは自分で考えて判断して、表現できるチカラです。その土台となるのが、自己肯定感だと思っています。
自分の内心からことばを発していくには、自分のことを、そして人のことも信じていることが必要です。 この自己肯定感、日本の子どもたちは世界の中でも飛び抜けて低いです。
特に思春期の子どもたち。深刻な問題です!でも、普段の生活の中でも子どもの自己肯定感は高められます。ポイントは「できるようになったこと」に注目すること。
親はいつもいっしょに過ごしているから、子どもの「できないこと」に目が行きがちです!
でも、子どもは「できていること」「できるようになったこと」が、いっぱ〜〜〜〜〜〜い、あるんです!!
子どもは確実に成長している!親は見逃しているだけなんです。「できていないこと」ばかりに注目して、もっと!もっと!!と言い立ててしまってません?
もっと良くなってほしい、という親心ということはわかるけどね。
でも、子どもの「できていること」「できるようになったこと」に注目して、「〇〇できてるね」「〇〇できるようになったね」って、たくさんことばにしてみて。
子どもは、変わるから!「できないこと」よりも「できていること」を伸ばす!そうしたら子どもたちの自己肯定感は、高められますよー♪ファイト〜〜
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髙取しづか ことばキャンプ教室主宰。アメリカで生活した折、日本と欧米のコミュニケーションスキルの差に危機感を覚え、研究活動を行う。帰国後NPO法人JAMネットワークを結成。ことばキャンプ教室を各地で開校すると共に、児童養護施設にて子どもや職員の研修活動を行う。著書多数。
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